口の中に口内炎ができたことはありますか。
小さな口内炎でも、
食事のときにしみたり、
歯ブラシが当たると痛かったりします。
数日で治ることが多いため、
あまり深刻に考えない方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
手術を受ける患者さんや、
抗がん剤治療を受けている患者さんでは、
口の中の痛みが食事に影響することがあります。
口の中が痛い。
しみる。
食べ物が当たるとつらい。
そうすると、
食べられるものが変わることがあります。
熱いものを避ける。
味の濃いものを避ける。
硬いものを避ける。
そして、
食事量が減ることもあります。
もちろん、
すべての患者さんに起きるわけではありません。
でも、
口の中の変化が、
食べることの変化につながることがあります。
私は、
口の中を診るとき、
傷の大きさだけを見ているわけではありません。
その傷によって、
食事に困っていないだろうか。
口の中の乾燥によって、
食べにくくなっていないだろうか。
痛みのために、
食べる量が減っていないだろうか。
そんなことも気になります。
口の中の問題は、
命に関わる病気と比べると、
小さな問題に見えるかもしれません。
でも、
食事の時間をつらいものにしてしまうことがあります。
だから私は、
口の中の傷や痛みを見たとき、
その先にある食事のことも考えています。
手術を受ける患者さんにとって、
食事は回復のための大切な時間です。
口内炎ひとつ。
小さな傷ひとつ。
そんな変化でも、
食事の様子は変わることがあります。
私はそう考えながら、
患者さんの口の中を診ています。

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